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名越コラム
遅ればせながら、『バーチャストライカー2002』を開発した面々による、座談会を行いました。
今回は、『バーチャストライカー2002』のゲームのキモを作ったプログラマー2人と、プロデューサーの三船さんによるぶっちゃけトークです。ゲーム開発の裏話なんかも聞けちゃったりするかもしれないのでお楽しみに!
メンバー紹介
三船さん・藤田さん・清水君 三船さん
言わずと知れた、バーチャストライカーシリーズのプロデューサー。
サッカーを語りだしたらとまらない!

藤田さん
バスケ、サッカー、テニスなど、何でもこいのスポーツ万能プログラマー。新しいモノ好き。

清水君
サッカーひとすじ十数年、人生のほとんどをサッカーに費やしてる事に最近気づいた若手プログラマー。
トライフォース第1弾ということですが、トライフォースって実際どうなんでしょう?
藤田 作りやすいですね。
三船 そう、ハードの性能を引き出すのにある程度のレベルまで行くのがすごく簡単。でもそれはある程度までで、残りの性能を引き出して限界まで使うって言うのが僕達の腕の見せ所なんですけどね。ボードのパフォーマンスがとにかく良くて、これは無理だろうと思った重い処理を動かしてもさくっと動いちゃったりして。
2002になってボード以外に変わったところってどこでしょう?
藤田 動きを少し増やしました。ゴールライン沿いの倒れこみセンタリングが復活したりとか。
三船 同じように見えるモーションでも結構違ったりするんだよね。モーションは1800くらいあるんじゃないかな。
清水 モーションには思い入れありますよー!1000個くらいは覚えてるし、自分でも出来ます。・・・だって実際やったんですもん。
三船 清水はサッカー歴長いからいいモーションが撮れるんだよね。
清水 小学校3年からはじめて中、高、社会人リーグと10年は本気で毎日練習してましたね。フットサルとかビーチサッカーとか遊びもほとんどサッカーでした。
三船 モーション撮りのとき、結構キツイのもあったよね。
清水 あったあった、ダイビングヘッドとかはマットを引いてそこに飛び込むんですけど、飛び込むたびにモーションキャプチャーのセンサーが飛んじゃって。でも、ゲーム中にあんまりでないモーションとかもあるんですよねー。
藤田 トラップ系のモーションにはレアなのもありますね。横から来たボールを走ってインサイドでトラップとか。
三船 そういえば、清水、オマエ体力落ちたよな。昔は8時間ぶっ通しでモーションとっても大丈夫だったのに。今は・・・。
清水 あー、車買ってからダメです。8時間ぶっ通しはもう無理ですね。
ゲームセンター行って対戦とかしたりするの?
藤田 地元のゲームセンターでたまに対戦してます。なかなか勝てないですね。全力で戦っているんですが。
三船 藤ちゃんは、決定的なチャンスでヘンなパス出したりするからなあ。決まればかっこいいけど。でもPKは強いじゃん。俺いっつも読まれるし。
藤田 いや、敏(びん)さんに対してだけ強いんですよ。他の人には勝てないです。
三船 もしや、俺の手の動き見てるな!
藤田 見てないですよ、見てるのは敏さんじゃないですか??
三船 見ないよ!
藤田 ま、結果が全てですけど。
まあまあ、じゃあ、実際のサッカーで好きな国は?
三船 日本!ワールドカップでも一生懸命応援したよ。
藤田 やっぱり日本ですね。
清水 日本です。
まあ、皆さん日本人なんで当然ちゃあ当然ですね、では、日本以外の国では?
三船 日本以外ではドイツかな。あと、アイルランドは見ててなぜか応援したくなるね。なんかひたむきな感じがいいんだよなあ。そうそう、サウジ戦の帰りにアイルランド人と知り合ったんだけど、日本に対してかなりいい印象をもってくれてたみたいだったよ。ホントは外国人の集まる六本木とかにもっと行ってたくさん話したかったんだけどね。
清水 六本木はお祭り騒ぎでしたね。
藤田 私は韓国を応援してました。
三船 藤ちゃんは韓国まで観戦しにいったんだよね。
藤田 ま、アレは韓国を見に行くつもりではなかったんだけど・・・結果的には韓国を応援することになって・・・まあいいじゃないですか。ちゃんと、赤いTシャツ着て「テーハミング!」って叫びましたし。なぜか韓国で現地の人に間違えられるし。普通に道とか聞かれましたよ。
三船 藤ちゃん、韓国より好きな国あるでしょ?
藤田 え?いや、・・・スウェーデン?
清水 なんでそんなに隠したがるんですか?スウェーデン好きを。僕はイングランドファンですね。やっぱりベッカムでしょ。顔じゃなくてサッカーのほうでね。前からベッカムは人気出るだろうなーとは思っていたんですけど、まさかあそこまでとは。正直びっくりしました。
三船 やっぱり顔じゃん。
藤田 (人気が出たという)結果が全てですね。
開発中にあった「ちょっといいハナシ」なんてありますか?
三船 藤ちゃんが韓国に行ったことかなー、忙しかったけど4年に1回だし、やっぱ行ってもらうしかないでしょ。
藤田 うーん、自動掃除機買ったことですね。
三船・清水 うそ!あれ買ったの?
三船 藤ちゃん、相変わらず新しいモノ好きだねー。何でも一番に買うよね、新製品買うときはまず藤ちゃんに「これ持ってる?」って聞くもん。大体持ってるね。しかしあの掃除機買ったのかー。で、どうなの?
藤田 全自動ですね。もちろんスウェーデン製です。掃除が終わると充電機に帰ってくるんですよ。これがかわいくて。でもね、部屋の隅のほうを掃除するのは苦手なので、最初にごみを部屋の真ん中に集めておくんですよ。で、スイッチオン。あと、段差から落ちると戻って来れなくなるので、強力な磁石のテープで動く範囲を決めてあげるんですよ。するとね、ちゃんとその範囲の中を掃除するんですよ。もう、すごくかわいいんですよ。音はうるさいですけど。
えらい手のかかる全自動ですね。ちょっと話がそれましたが清水君は?
清水 僕はスマイルビットの川越さんと知り合えたことですね。ワールドカップを見に行ったときに、ちょうど隣の席だったんすよ。すごいパワフルでしたね。ものすごいエキサイトしてたんで、つられて僕も激しくエキサイトしちゃいました。おもしろ電化製品は買ってないです。
言いにくいかもしれないけれど、開発中辛かったことは?
三船 開発の最後がワールドカップとかぶってて、僕たちの予想と全く違うメンバーでをスタメンにした国があったのは辛かったなー。
藤田 ワールドカップをもっとゆっくり見たかったですね。
三船 そうそう、試合が気になって仕事が手につかないんだよね。でも韓国行ったじゃん。
清水 気になる試合を見て、また会社に戻って仕事っていう生活でしたね。
全員 次のワールドカップはゆっくり見れればいいのになあ。
というわけで、お送りいたしました『バーチャストライカー2002』チームの座談会。仕事がサッカー、趣味がサッカー、サッカーに人生をかけた男たちのいいたい放題を聞いていただけましたでしょうか?全然ゲームの攻略とかはありませんでしたが、他ではなかなか聞けない、いいハナシをお送りできたと思っております。次のワールドカップはゆっくり見れるといいね。みんな!
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