解説・実況は週刊ファミ通のカミカゼ長田氏とブンブン丸氏。
この2人のマニアックかつ絶妙な掛け合いが会場を沸かせ、ギャラリーの応援が選手達を更に奮い立たせていた。
見事、決勝大会進出権を東京地区予選優勝で飾ったのはsmoke選手。
その名のとおり、口には禁煙用のハッカパイプをくわえての登場。(会場内は禁煙です)
ディフェンスに特に力をいれて育てたと言うイタリアチームは、カテナチオの実力を発揮、相手選手の攻撃を機能的な守備で確実に防ぎ、チャンスには一気に攻めあがり確実に点をとるそのプレイは「うまい」の一言に尽きた。
準優勝で決勝大会の出場権を勝ち取ったのは、たけだ選手の操るチェコ。
このチェコがラフプレーの連続でレッドカードを連発。解説のブンブン丸氏に、「レッドカードはもはやチェコ名物」と言わしめたほど。
各試合、ほぼ必ず退場者を出し、11人対9人や11人対8人という圧倒的な数的不利の中、紙一重でギリギリの勝利をつかみとっていた。
準決勝でもレッドカードを連発し、ついには選手が8人になってしまったときのフォーメーションが下向きの矢印に似ていたため、「矢印フォーメーションのたけだ選手」と命名される。このたけだ選手は、ギャラリーの応援も多く、試合が動くたびにギャラリーと一喜一憂していたのが印象的であった。
過酷な予選を勝ち抜いた東京代表の2人は、更に過酷な決勝大会でどのような戦いを見せてくれるのか。 |