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HOME / コラム / 第4回 となりの企画はよく柿食う企画だ
となりの企画はよく柿食う企画だ
はじめまして。
企画やってるサカモトと申します。
F-ZERO AX / GX』ではディレクターを担当しました。
ようやく海外版の開発が落ち着いてきたので、最近は映画館で見れなかった
映画をDVDで貪るようにチェックしてます。


私自身、ホラー系やサイコ・サスペンス系の映画はかなり好きで、そういったジャンルをよく見ます。
そういうわけで、この前、劇場版「呪怨」という作品を見たのですが、映画史上最も怖いっていうキャッチフレーズで、
映画館では連日超満員だったようで、DVD化されたら、必ずチェックしてみようと思ってました。
(映画館で見たかったのですが。)

ここ最近の和製ホラー作品は、世界的には「ジャパニーズ・ホラー」の名称で注目を浴びてますが、
心霊実話っぽい設定が、作品を通して、世界に理解されはじめたってことなんでしょうね。
海外制作会社のリメイク話も良く耳にします。

さてさて、劇場版「呪怨」の大まかなあらすじとしては、ホームヘルパーのボランティアをしている女子大生が、
寝たきり老婆のいる荒れ果てた一軒家を訪問するところからはじまります。
その後、その一軒屋にいろいろな人が訪れるのですが、そこにとり憑く不気味な男の子と女の霊が、
次々と訪れた人をとり殺していくストーリーです。

監督・脚本は清水崇さん、監修に高橋洋さん&黒沢清さんといった「ジャパニーズ・ホラー」を
代表するスタッフで制作され、出演者は奥菜恵さんや伊東美咲さんといった豪華なキャスティングなので、
注目度も高かったわけです。

感想としては、まさに恐怖の連鎖ともいうべき、次々と恐怖が襲ってきます。
血がべっとりついた刃物が登場するとかっていう描写はほとんどなく、
主にカメラアングルと間の取り方だけで見る人に恐怖を植え付けていくのですが、
恐怖の表現がどれも日常生活の中での”異変”からくるものなので、かなりリアリティが感じられます。
どこかの洋館で、リアリティのかけらも無いモンスターによる殺戮ショウとは、わけが違います。

見終わった後は、目を閉じて髪の毛を洗えなくなったり、押し入れを開けられなくなりました(笑)。

この清水崇監督が作り出す、間の取り方はほんとに怖いですねぇ。
デビュー作の「富江re-birth」も、少しコミカルな気もしますが、恐怖を感じる間が絶妙です。
今後の清水崇監督作品は要注目です。

今は続編の「呪怨2」が映画館で公開されてて、これまた恐怖が倍増してます。
機会があれば、見てみてはいかがでしょうか。

日常生活に退屈を感じた時は、いい刺激になるかもしれませんよ(笑)。

それでは〜。

見てる最中に突然DVDが異音を立てて停止したのは、マジで洒落になりませんでした。。。(DVDのキズが原因!?)

サカモト
 名前サカモト 
 趣味ギャンブル全般、飲酒 
 代表作DAYTONA USA 2001』『スーパーモンキーボール』、  
  バーチャストライカー 3 ver.2002』、『F-ZERO GX/AX 
第3回 第5回
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