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HOME / コラム / 第7回 となりの企画はよく柿食う企画だ
となりの企画はよく柿食う企画だ
すっかりお正月気分も抜けてしまった頃ですが、今年1発目のコラムということで、
明けましておめでとうございます。
2004年も、アミューズメントヴィジョンをよろしくお願いいたします。

ところで、みなさんは年賀状を毎年きちんと出していますか?

私の場合、4、5年ぐらい前までは冬休み中にも出勤することが多く、
しばらく年賀状を出さない時期も続いていましたが、
ここ数年は普通に冬休みを過ごし、いまのところ年賀状を出し続けています。
でも毎年、元旦に届くように出そうと思っているのですが、
いつも年が明けてからでないと年賀状が完成しません。

今年の場合、年賀状のネタ自体は年明け前に大体思いついていたのですが、
自宅のパソコンが年末に壊れてしまい、結局、年が明けてから書くことになりました。

しかし元々、年賀状というものは年が無事に明けてから書くものだったそうです。
それが元旦(1月1日)の郵便サービスが浸透していったことで、
現在の風習が出来上がったと、どこかのニュース番組で話していました。
以上、3へぇ〜ぐらいのトリビアでした。

今年の年賀状のデザインは、AVで開発を担当して去年発売した
『F-ZERO』(エフゼロ)を申年にちなんで
『F-ZARU』(エフザル)にしてみました。

ちなみに、この『F-ZARU』(エフザル)というネーミングは、
スーパーモンキーボールの「モンキーレース」のタイトル候補に考え出したボツネタです。
当時は、まさか任天堂と一緒に仕事をするなどとは夢にも思っていなかったので、
現在の状況を考えてみると、非常に感慨深いものがあります。

年賀状に描くエフザルマシンは当初、CGでカッコよく作ろうと思っていたのですが、
パソコンの故障で制作期間がとれなくなり、また元々そこまでのモデリング技術もないので、
あっさりあきらめて、実物のバナナを買ってきて、それをデジカメで撮って、製作しました。
マシン本体は、胴体部分になるバナナ1本に、ブースター部分になるバナナを包丁で半分に切って、
それをくっつけて作りました。
市販の写真素材集にきれいな炎があったので、それをブースターの噴射光として合成しました。
バナナの傷み具合とバナナに貼られたシールがいい感じで、CGで作るよりも味が出ました。

さらに、アメリカで発売されたスーパーモンキーボールのフィギュアを秋葉原の某所で見つけ、
それを購入して、デジカメに撮り、コクピット部分として合成しました。
アイアイの操縦している感じが、いい雰囲気です。

それから、エフザルマシンの名前ですが、形がバナナそのものなので素直に、
「イエローバナナー」号にしました。バナナ「−」と長音で伸ばし、セガ往年の名作ゲーム
「アフターバーナー」とも少しかけています。

マシンナンバーは当然「877」(バナナ)にしました。

あとは、ニンテンドーゲームキューブのパッケージをスキャナで取り込み、
申年の年賀状にちなんで、いろいろといじって合成し、どうにかこうにか完成しました。

諸処の事情でここでは公開できませんが、結構バナナ味のある年賀状になりました。

Arry Hopper(アリー・ホッパー)
 名前Arry Hopper(アリー・ホッパー) 
 趣味くう・ねる・あそぶ(by 糸井重里) 
 代表作 4人で大勢の敵をビッシビシ倒していくゲーム  
    空を飛んでバキューンと敵を撃ち落とすゲーム 
    玉に入った猿をコロコロと転がして遊ぶゲーム 
    物凄いスピードでビュンビュン激走するゲーム 
第6回 第8回
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