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AV records |
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こんにちは。ようこそAV recordsにおいで下さいました。 サウンドチーム三人のリレーコラムというなんとも危なっかしく短命そうなコーナー「コレを聴けっ!」の第2回めは私、トミタが真心込めてお送りいたします。 その前に、いきなりこれを聴けっ!て言うのもナニなので、軽く自己紹介をさせていただきますね。 (株)セガ・エンタープライゼスAM1研(現ワウ・エンターテイメント)サウンドセクションに入社後、超カルトアーケードゲーム『救急車』を始めとする数々のゲームサウンド制作に携わった後、今年3月にアミューズメントヴィジョンに移籍。現在、来年春ゲームキューブで発売予定の『VIRTUA STRIKER 3 ver.2002』の音源を鋭意制作中であります。 そんな日々音漬けの生活を送っている私がオススメするのはこれ。 「フランス近代のエスプリ」と題されたラヴェルとドビュッシーのCDです。 曲数多くて、作家も2人。さらに2枚組なのに¥1900と激安! 新橋の地下でワゴンセールしてそうなルックスもいい感じです。 録音は1973年と私の生まれる前ですが、とっても素晴らしい演奏が記録されてます。 収録曲は、ピアノ三重奏曲イ短調、ヴァイオリンとチェロのためのソナタ、ヴァイオリンソナタ、などなど、すべてピアノ、ヴァイオリン、チェロの編成で奏でられる室内楽のセレクションとなってます。 中でも私が特に好きなのが、ラヴェルのピアノ三重奏の第一楽章なのです。 この曲は彼が第一次世界大戦に出兵するにあたって、もうこれが人生最後の曲となるであろうと予想して作り上げた曲であり、まさに死ぬつもりで作った作品なんですね。で、もうそんな状態になったら普通なにも手に着かなくなるとおもうんですよ。よく「死ぬ気でやれ」とか言いますけど、簡単に言うなよっていうね。 あるじゃないですか、そういう事態がまま。で、そんな状態の彼のコメントをライナーノーツから引用させてもらうと、「未だかつてこれほどまで仕事に打ち込んだことはありません。5週間で5ヶ月分の仕事をやりました。」なんてことを言ってたりしてる訳です。やはり歴史に名を残すひとは違いますよね。 5週間で5ヶ月分ですよ。ちなみに私は5週間分の仕事を5ヶ月かけてしまったことはあります!まったく。そう、そんなダメな自分を律したいときにはこの曲を聴いてみて下さい。背筋がしゃんとしますよ。 ところで、ここまで読んだけどラヴェルってだれ?という方。簡単に説明しますと、フランスを代表する偉大な作曲家です。 サッカーで例えるなら元フランス代表、将軍プラティニみたいなもんですね。(注:あくまで主観です) クラシックなんて興味なしという方。こういうエピソードも交えながら聴いてみると案外ぴったりはまるかもしれませんよ〜。
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